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三菱重工 長崎造船所の香焼工場売却を検討 大島造船に

三菱重工業が主力の長崎造船所のうち、LNG=液化天然ガスなどの運搬船をつくる「香焼工場」を、同じ長崎県の造船大手、大島造船所に売却する検討を進めていることが分かりました。

関係者によりますと、造船業界で国内4位の三菱重工業は長崎造船所香焼工場を、長崎県西海市に本社をおく業界3位の大島造船所に売却する方向で検討を進めているということです。

昭和47年に完成した香焼工場は、長さ1キロのドックを持つ会社の最大規模の工場で、LNGなどの資源を運ぶ大型の船を建造してきました。

しかし、LNGの運搬船などの分野は受注の拡大が見込みにくい状況だということで、会社は一部の事業を除いて香焼工場を売却したうえで、今後、長崎市の本工場などで防衛省向けの護衛艦やフェリーなどの建造に集中していく方針を固めたものとみられます。

韓国や中国勢との競争が激しくなる中、国内の造船業界では最大手の今治造船と2位のジャパンマリンユナイテッドが先月、資本業務提携することで合意したばかりで、再編や事業の選択と集中の動きが加速しています。


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